ダッチワイフ南極1号は別の名前だった!南極1号の本当の名前とは?
ダッチワイフの代名詞と言えば「南極1号」をイメージする人も多いと思います。しかし南極観測隊が使ったとされる「南極1号」の名前は別にある事をご存知でしょうか?南極1号という名前はインパクトがあり、実は偽名だったなんて事は信じられないかも知れません。果たして南極1号の本当の名前とは?
南極1号の本名は「べんてん様」
実は南極1号の本名は「べんてん様」。
これはダッチワイフを発注した文部省、製造したメーカーの名称なのかは定かではありませんが、少なくとも南極観測隊には「べんてん様」と呼ばれていたようです。
弁天(べんてん)様
弁天様とは「七福神」の紅一点。宝船に乗っている神様の中では唯一の女神で、本名は「弁財天」と言います。
元々弁財天は、ヒンズー教の女神「サラスヴァティ」が日本に渡って名前が変化したと言われており、吉祥天(ラクシュミー)、シヴァの妻ドゥルガーと並び、インドの3大女神と呼ばれています。
弁財天は子宝の女神?
インドで弁財天は水に纏わる神様のようですが、日本では「財」や「子宝」を司る神様と言われています。
日本の各地には弁財天を祀る社がありますが、参拝者の中には「子宝祈願」で訪れる人が多いのが特徴ですね。
その理由は「弁(財)天」という名前からで「子供=宝(財)」という考え方と、七福神の中で唯一の女性だからという理由でしょう。
南極観測船は宝船?
また、私が関心したのがそのネーミングセンス。
人が子宝に恵まれる為にはセックスが必要です。その為、南極観測隊が擬似セックスをするダッチワイフが「べんてん様」なのもうなずけます。
さらに、南極観測隊は船で南極大陸に上陸しましたが、その観測船を「宝船」に見立て、唯一乗船している女性型のダッチワイフを「べんてん様」と呼んだネーミングセンスは非常にうまい表現だと思いました。
南極1号って誰が言い出したの?
それでは「じゃあ南極1号って誰が言い出したの?」という疑問。
これは、観測隊がダッチワイフ持参で南極に行った事を知ったマスコミが付けた名前。
その他には「ミス南極」や「南極妻」として面白半分に囃し立て、やがて「南極1号」という名前が定着したと言われています。
今から60年以上前、決死の覚悟で南極に行った観測隊苦労は、この南極1号の名前でかき消されてしまったと言えるかも知れません。