無我夢中
「彼は彼の仕事なりペースがあると思うから」
そんな言葉を友達に話している自分に驚きました。
友達も
「ずいぶん大人になったね」なんて冷やかし半分で笑っていました。
「無我夢中になってこそ恋愛!」
そう言っていた私。
彼は忙しい人ではありましたが、積極的にコンタクトをとったり
少しでも時間が空けばお茶1杯でもいいから飲む・・・
そんな恋愛をしていました。
彼自身もそれを負担だと思うことは無く、むしろ喜んでくれていました。
それがいつからか、私の中で
「彼は忙しいから仕方ないの」と周りに言うようになっていました。
彼のことはもちろん、好きですし、別れようなどとは思っても居ませんでした。
しかしどこか「冷めた」ような部分はあったのでしょう。
夢中さはスッカリなくなっていました。
ある日、彼と1日一緒に過ごす時間ができました。
久しぶりのデート。
久しぶりのドライブ。
疲れているであろう彼がわざわざ会いに来てくれたことはとても
嬉しかったんです。
「俺のせいだよね」
彼がふと言いました。
きっと私がどこか冷めたようなところを感じたのかもしれません。
「違うよ」
と私は言いました。
彼は彼のしなくてはならない仕事があり、それを責めるつもりもありませんでした。
けれど、お互いに忙しくしていく中で
気持ちが大きくずれてしまったのは確かなんだと久しぶりのデートで気がつきました
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